2008年10月29日

団信 その2

それと、飽くまで
事例として紹介するだけなのですが・・・


保険の加入の際、「告知書」というものを書かされます。
”過去から現在に至るまで、
 裏面記載の病気にかかって居ません”

と申告するものです。


この告知書に、病気であることを隠して、
つまり嘘の告知をして保険に加入しても、
2年で時効になるという判例()があります。
興味ある方は、詳細は関連書物等で確認してみてください。

高血圧程度で団信加入を拒否されるかどうか、
私はよく知らないのですが、
高血圧を隠して団信に加入した人を数人、知っています。

今のところ、何も問題はありません。


最後に、常々思っていた事ですが、
団信は住宅ローンの残高をチャラにしてくれる保険です。

つまり、自宅を売れば、売却代金は全部手元に残るのです。
*手数料や税金等の負担はありますが。

ですから、他に高額の生命保険をかける必要性は
あまりないように思います。

家計のやりくりに負担のない範囲で
保険を増やすのは構いませんが、
必要以上に保険を掛けず、
他の事にお金を使う方が良いと思います。


また、以上を踏まえると、
不動産営業マンは、お客さんの健康状態を
予め聞いておくことが必要ですね。



タグ:団信
posted by fudousan-eigyouman at 14:22| Comment(0) | 住宅ローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

団信 その1

団信とは「団体信用生命保険」の略です。

住宅ローンを組む場合は、
ほぼ必須条件になっています。

住宅ローン借入れ人に万一の事があった場合、
生命保険がおりて住宅ローンの残を払ってくれるシステムです。

ただ、保険金が支払われるのは、
死亡または重度の障害の場合のみですから、
別途、入院保険付きのような生命保険にも加入しておく方が無難です。


銀行の住宅ローンの場合、団信の保険料は無料です。
(金利に保険料が含まれているという事ですね)


さて、団信に加入できない人は住宅ローンを組めないのか、
というと、必ずしもそうではありません。

過去に重病を患った事のある人は
新たに生命保険に加入できないことが多いのですが、
従前に加入していた生命保険があれば、
それを担保に住宅ローンを組める場合があります。

私のお客さんで、
風邪がもとで心臓の弁に障害が出た人がいました。

手術を受けたのですが、薬を飲み続けないといけません。
このお客さんは新たに生命保険には加入できません。

しかし某都銀が、既に加入済みの保険を担保にすることで
住宅ローンを受けてくれました。

担保と言っても、
「万一の場合はその保険金で住宅ローンを返済する」
という念書を書いただけですが。


結核の方もまれに居ます。
結核というのは治りきらない病気なのだそうですが、
これは診断書を書いてもらうことで団信に加入できます。

この場合、診断書には「治中である」と書かれます。


次回につづく


タグ:団信
posted by fudousan-eigyouman at 14:10| Comment(0) | 住宅ローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月24日

住宅ローンの連帯保証〜苦笑した話

あるお客さんと新築一戸建分譲の売買契約をしました。

買主の夫婦は、完全にカカア天下で、
夫の意見はほとんど通りませんでした。

建物が完成に近付いたので、
決済・引渡しの打ち合せをしていると、

「夫婦の共有にしたい」

と奥さんが言いました。


無論、当方は何ら問題ないので、
持分を決めておくよう、お願いしました。

また、ローンは夫の単独債務で申請していたのですが、
夫婦共有の場合は妻が連帯保証人になる事も説明しました。


すると奥さんが目を剥いて

「なんで連帯保証人にさせられるの?!
 私がローンを組むワケでもないのに?」

と怒り(?)始めたのです。

私に文句を言っても仕方ないのですが(笑)



仕方なく、法律の説明から始めました。

夫のローンで、夫だけが債務者であると、
(常識的には)夫の持分にのみ、抵当権が及びます。

*厳密には債務者と抵当権とは別で、
 他人の債務の担保として
 不動産を抵当に入れることはよくありますが。


夫が万一、延滞するような状況になっても、
差し押さえたり、競売にかける事ができるのは
夫の持分のみなのです。
(妻の持分には手を出せないのです。)


「夫の持分のみ売る」と言っても、
建物は半分に割ったり切ったりできないので、
競売で落としても、債務者の妻と共有(共同使用?)
という破目に陥るため、非現実的です。
つまり、相当に安くないと誰も入札しないのです。

それだと銀行は困るので、
物件の共有者である妻を連帯保証人にし、
夫婦両方の持分を競売にかけられるようにするのです。
*夫と妻の連帯債務にする方法もあります。



・・と、ここまで説明すると、
理解できたのかどうかは分りませんが、

「もう、いいです!
 連帯保証人になるなんて、とんでもない!」

と、金切り声をあげて、奥さんは耳を塞いだのです。
*たぶん、よく分かってなかったと思います。
 分らない法律論を聞かされたうえに、
 連帯保証を要求されると知り、聞いてられなくなったのでしょう。



私はその声の甲高さに驚いたのですが、
もっと驚いたのは夫のようでした。

夫婦なのに、連帯保証を拒否され、
夫も苦笑するしかなかったようです。



タグ:連帯保証人
posted by fudousan-eigyouman at 12:00| Comment(0) | 住宅ローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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